富山・氷見の山あい神社で銅板2000枚が盗まれる
富山県氷見市平にある高坂剣主神社で、本殿の屋根に設置されていた大量の銅板が盗まれていたことが明らかになった。県警は窃盗事件として捜査を進めており、被害額は約100万円に上るとみられている。
住宅が少ない山あいの神社を狙った犯行
高坂剣主神社は山あいに位置し、近隣には住宅がほとんどない孤立した環境にある。被害を発見した地元住民の78歳男性は、「まさかこんなところに盗みに来るとは」と驚きを隠さなかった。神社を管理する集落では人口減少が進んでおり、男性は「直すのには何百万円とかかるので、修復は難しいだろう」と肩を落としている。
銅価格の高騰が背景か、同様の事件が相次ぐ
盗まれた銅板は約2000枚に及び、近年の銅価格高騰が事件の背景にあると見られている。氷見市内では、山あいにある平沢神社や北山主神社でも本殿やほこらの銅板が盗まれる事件が発生しており、類似の手口が繰り返されている。さらに、近隣の高岡市では銅像が盗まれる窃盗事件も相次いでいることから、県警は一連の関連性を調査中だ。
この事件は、地域の文化財保護や防犯対策の脆弱さを浮き彫りにしている。関係者らは、早期の犯人の検挙と再発防止を求めている。



