カプセルトイ専門店社長が店舗で盗撮疑い スマホに動画約2000件で書類送検
カプセルトイ社長が盗撮疑い スマホに動画2000件で送検 (21.02.2026)

カプセルトイ専門店社長が店舗で盗撮疑い スマホから動画約2000件発覚

警視庁は2026年2月20日、カプセルトイ専門店運営会社「トーシン」(北海道帯広市)の宮本達也社長(43)を性的姿態撮影処罰法違反(撮影など)の疑いで書類送検した。社長は昨年5月から7月にかけて計4回にわたり、札幌市内の路上や東京都渋谷区にあるカプセルトイ専門店「#C-pla」などで、スマートフォンを使用して女性客のスカート内を盗撮しようとした疑いが持たれている。

警視庁渋谷署の調査によれば、宮本社長のスマートフォンを詳細に解析した結果、盗撮とみられる動画が約2000件も発見された。特に注目すべきは、そのうち約200件がカプセルトイ専門店内で撮影されたものと推定されている点だ。この事実は、社長が自ら経営する店舗内で繰り返し不法行為を行っていた可能性を示唆している。

「仕事のストレスから」と供述 容疑を認める

宮本社長は警視庁の聴取に対し、容疑を素直に認めているという。彼は「ライバル店や新規店の視察のために撮影していた際に、偶然女性が映り込むことがあった。その後、仕事上のストレスやプレッシャーが重なり、次第に盗撮行為に及ぶようになった」と動機を説明している。この供述からは、ビジネスのプレッシャーが犯罪行為へと繋がった経緯が浮かび上がる。

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一方、運営会社のトーシンは本件に関する取材に対し、「現在、事実関係を詳細に調査中でございます」とのコメントを発表した。同社は今後、社長の行動が会社の経営や評判に与える影響について、真摯に対応を検討せざるを得ない状況にある。

盗撮動画の大量所持が明らかに 捜査の経緯

捜査関係者によると、宮本社長の盗撮行為は昨年夏頃から疑いが持たれていたという。警視庁は複数の通報や証言を基に捜査を開始し、社長のスマートフォンを押収して解析を進めた結果、驚くべき量の盗撮動画を発見した。約2000件という数字は、単発的な犯行ではなく、継続的かつ計画的な行為が行われていたことを示している。

特に店内で撮影された約200件の動画は、顧客が安心して商品を選べるはずの商業空間が、犯罪の現場と化していた実態を露わにした。この事件は、小売業界におけるセキュリティ対策の重要性を改めて問いかけるものとなっている。

社会的影響と今後の展開

カプセルトイ専門店は若者を中心に人気の業態であり、今回の事件は業界全体の信頼を損なう可能性がある。消費者は、店舗内でのプライバシー侵害に強い不安を感じるだろう。また、企業のトップが関与した犯罪であるため、コーポレートガバナンスの在り方にも疑問が投げかけられる。

警視庁は、宮本社長の書類送検を機に、同種の盗撮事件に対する取り締まりを強化する方針を示している。今後は、被害者支援や再発防止策について、業界団体と連携した対策が求められるだろう。この事件が、社会全体で盗撮問題への意識を高める契機となることが期待される。

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