栃木県上三川町の住宅で住人の女性(69)が殺害された強盗殺人事件で、栃木県警と神奈川県警の合同捜査本部は7日、女性の息子2人も殺害しようとして重傷を負わせたとして、横浜市港北区の夫婦で無職、竹前海人(28)と美結(25)の両容疑者を強盗殺人未遂容疑で再逮捕し、発表した。両容疑者とも「知らない」と、容疑を否認しているという。
捜査本部はこれまでに、実行役とされる相模原市の高校生の少年3人と川崎市の無職の少年1人も、同じ容疑で再逮捕している。
事件の概要と再逮捕の経緯
捜査本部によると、竹前海人、美結両容疑者は5月14日午前9時27分ごろ、少年4人や何者かと共謀して女性宅に侵入し金品を物色していたところ、女性の40代長男と30代次男に見つかり、強盗の目的を遂げるためにバールで殴るなどして殺害しようとした疑いがある。住宅内に侵入したのは少年4人で、両容疑者は、離れた場所からスマホのアプリで指示を出していたとみられるという。息子2人は頭などに重傷を負った。
捜査の進展と関連容疑者
事件をめぐっては、捜査本部が、主導役とみている益田和彦容疑者(48)を強盗殺人容疑で公開手配。相模原市の少年(18)を、少年1人に対し、強盗などの実行行為をさせることを知りながら、別の少年1人を紹介して仲間に加えさせたとする職業安定法違反(有害業務の紹介)の容疑で逮捕している。
捜査当局は、事件の背後にいる指示役の全容解明を進めており、今回の再逮捕がその一環とみられる。両容疑者の否認に対し、今後も捜査を継続し、証拠の積み重ねを図る方針だ。



