福岡県警は3日、マンションの一室で賭博場を開いたとして、無職の多田隼人容疑者(32)=北九州市小倉北区大田町=と、生花店従業員の大平海斗容疑者(32)=みやこ町豊津=の2人を賭博開帳図利の疑いで再逮捕し、4日発表した。
駅近マンションで毎週2回、深夜にポーカー
両容疑者は、同市小倉北区の駅近くにある賃貸マンションの1室で、2025年9月から2026年5月までの間、少なくとも29回にわたり賭博場を開き、客に金銭を賭けさせるポーカー賭博をさせて利益を得ようとした疑いが持たれている。
福岡県警暴力団犯罪捜査課によると、ポーカー賭博に関する情報を入手し、5月にこの部屋を家宅捜索。現場にいた両容疑者や客ら計10人を賭博容疑で現行犯逮捕し、その後調べを進めていた。
さらに、ディーラーや部屋を契約した男も賭博開帳図利幇助の疑いで3日に再逮捕され、この事件での逮捕者は計11人に上っている。
SNSで客を集め、週2回開催
両容疑者はSNSなどを通じて客を集め、週に2回ほど賭博場を開いていたという。一晩の利益は数万円から数十万円とみられ、県警は暴力団の資金源になっている可能性も視野に捜査を進めている。
福岡県警は押収したチップやカードなどの証拠品を公開し、事態の重大性を強調している。今回の摘発は、地域の治安維持に向けた取り組みの一環であり、県警は引き続き情報収集と取り締まりを強化する方針だ。
なお、両容疑者の認否については明らかにされていない。今後の捜査で、賭博の実態や資金の流れがさらに明らかになることが期待される。



