留萌市の女子高校生(当時17歳)が2024年4月、旭川市郊外の神居大橋から転落し殺害された事件で、殺人や監禁などの罪に問われた同市の無職内田梨瑚被告(23)の裁判員裁判第4回公判が28日、旭川地裁で開かれた。女子高校生の転落直前に内田被告とビデオ通話していた10歳代の少年が出廷し、当時の状況を証言した。
少年の証言内容
少年は、内田被告らによる女子高校生の監禁に関与したとして、少年院送致された。少年は同市内で内田被告らと別れた後、橋の上にいた内田被告とビデオ通話していた。
少年によると、内田被告が橋の上で裸の女子高校生を蹴る姿が見え、ぐったりした女子高校生について「死んだふりしてる」と言っていたという。また、橋の欄干に座って泣きながら謝罪する女子高校生に対し、内田被告は「落ちろ」「死ねや」と複数回発言していた。
通話の詳細
その後、画面が暗くなり、内田被告の「早く行こう」という声と足音が聞こえた。少年が女子高校生を置き去りにするのかと思い「どうするんですか」と尋ねると、内田被告は「(女子高校生の)親が来る」と説明したという。女子高校生が行方不明と知った後、少年は「(内田被告に)だまされたと思った」と語った。
被告側の主張
内田被告側は「女子高校生を橋の欄干の外側に残して立ち去った後、叫び声と大きな音がした」などとして、殺害を否認している。



