徳島県は28日、美波地域連携事務所の男性主任主事(45)を懲戒免職処分とした。同主任主事は、業務委託先と契約書を交わさず、発覚を免れるために自分の口座から複数の業者に総額約1392万円を振り込んでいたことが明らかになった。
不適切な処理の詳細
県によると、2021年度から2024年度にかけて、県管理河川の草刈り業務や排水ポンプ車の保険料など、計98件の契約・支払い手続きを怠った。発覚を免れるため、県からの支払いを装って自腹で振り込んでいたという。
発覚の経緯
委託先の業者から後任の担当者に「これまで契約なしで支払われていたので、同じように処理してほしい」と相談があり、事態が発覚した。調査に対し、主任主事は「支払期限に追われ、自分の口座から振り込んだ際、その場しのぎができると知って繰り返した」と説明している。
県は、このような行為が長期間にわたって行われたことを重く見て、厳正な処分を下した。今後、再発防止策を徹底するとしている。



