大阪府泉南市で3月、閉店後の店舗からスマートフォンを盗むなどしたとして、府警は2日までに、窃盗容疑などで17~18歳の男女4人と、特定抗争指定暴力団山口組系組員神川将一容疑者(29)=同府松原市=ら2人を逮捕した。府警は4人を匿名・流動型犯罪グループ(匿流)の実行役、神川容疑者ら2人を指示役とみて調べている。
事件の概要
府警によると、逮捕された17~18歳のうち2人は事件当時、同じ高校で卒業式を終えた立場だった。男女4人は神川容疑者らから秘匿性の高い通信アプリで指示を受けた。車で移動して店に侵入、ショーケースをたたき割り盗んだという。報酬として1万円程度を受け取った者もいた。
匿流の特徴
匿名・流動型犯罪グループ(匿流)は、SNSや通信アプリを通じて実行役を募り、指示役が直接顔を合わせずに犯行を指示する手口が特徴。今回の事件でも、実行役の10代と指示役の組員が直接接触していなかった可能性が高い。
府警は、神川容疑者らが複数の同様の事件に関与しているとみて、余罪についても捜査を進める方針。また、実行役の4人については、少年事件として家庭裁判所に送致される見通し。



