横浜港でヒアリ約100匹確認、26年度全国初の事例
横浜港でヒアリ約100匹、26年度全国初

環境省は26日、横浜市の横浜港・本牧ふ頭にあるコンテナヤードにおいて、強い毒性を持つヒアリが約100匹確認されたと公表した。発見された個体はすべて働きアリであり、女王アリや卵は確認されていない。横浜市と連携し、駆除作業と詳細な調査を進め、定着防止に努める方針だ。2026年度におけるヒアリの確認は、全国で初めての事例となる。

発見の経緯と背景

環境省が実施した港湾調査の一環として、23日に地面の舗装の隙間を出入りするアリが発見された。専門家による鑑定の結果、ヒアリであることが確定した。海外から到着したコンテナに付着して持ち込まれた可能性が高いとみられている。

2025年度には、国内9都府県で合計36件のヒアリ確認事例が報告されており、調査を開始した2017年度以降で最多の記録を更新していた。今回の発見は、港湾を中心とした監視体制の重要性を改めて浮き彫りにしている。

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今後の対応

環境省と横浜市は、発見場所周辺での徹底的な駆除作業を実施するとともに、周辺地域への拡散を防ぐためのモニタリングを強化する。市民に対しては、ヒアリの特徴や注意点を周知し、発見時には速やかに連絡するよう呼びかけている。

ヒアリは南米原産の侵略的外来種で、強い毒針を持ち、刺されると激しい痛みやアレルギー反応を引き起こすことがある。国内ではこれまでに神戸港や大阪港などでも確認されており、港湾施設での水際対策が課題となっている。

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