愛媛県警は4日、一般廃棄物処理運搬業の許可を取り消さないように市に働きかけた見返りに業者側から現金100万円を受け取ったとして、愛媛県大洲市議会議員の村上常雄容疑者(67)=同市北只=をあっせん収賄の疑いで逮捕し、発表した。県警は認否を明らかにしていない。
県警によると、村上容疑者は2025年9月24日ごろ、廃棄物処理会社の実質的な経営者の男性から依頼され、市の職員にこの会社のごみ収集業の許可を取り消さないように伝え、男性から謝礼として現金100万円を同市内で受け取った疑いがある。
この業者は、回収した家庭系一般廃棄物を大洲市環境センターに持ち込んだ際、本来なら搬入に料金がかかる事業系一般廃棄物を混ぜていたことが発覚。25年9月22日ごろ、村上容疑者に市への働きかけを依頼したという。
事業許可が取り消されたかどうかについて、市の担当者は「どの事業者のものなのか調査中で、現状では確認できない」としている。県警はあっせんを依頼した男性や、関係した市職員にも事情を聴いている。
村上容疑者は25年9月7日の市議選に自民公認で出馬して当選。市議会事務局によると現在7期目で、市議会議長も務めたことがある。



