福島市は2024年度の市民1人1日当たりのごみ排出量が996グラム(前年度比18グラム減)となり、1998年度の統計開始以降初めて1000グラムを下回ったことを発表した。人口10万人以上の都市255都市中ワースト20位で、前年度から2つ順位を改善した。減量の取り組みが成果を見せた一方、全国平均に比べて約2割高い状況が続いており、馬場雄基市長は「引き続きごみ減量に注力し、取り組みを加速していく」と述べた。
この結果は、2月23日の記者会見で公表された。県内の人口10万人以上の都市では郡山市、会津若松市に次いで多く、東北の県庁所在地では最も多かった。排出量の内訳は、生活系ごみが695グラム(同18グラム減)、事業系ごみが301グラム(増減なし)だった。
ごみ減量の要因について、馬場市長は「生ごみ処理容器『キエーロ』の取り組みの機運が醸成されている」と分析。また、1人当たりの高い排出量を発信することで「行動変容が起きていると肯定的に捉えたい」と話した。
直近の排出量(昨年4月~今年2月末)は、1日1人当たり964グラムだった。適正に分別されていない「違反ごみ」の開封調査では、3月末までに62件を開封。うち対象者が判明した15件については、指導により改善しているという。



