福島県は、2027年度から子育て支援の新制度を開始する方針を固めた。子育て世帯への経済的負担軽減や保育環境の整備を目的とし、県内の子育て支援策を大幅に拡充する。
新制度の概要
新制度では、子育て世帯への給付金支給や保育料の軽減、保育施設の拡充などが盛り込まれる。具体的には、第2子以降の保育料を無償化し、第1子についても所得に応じて減額する。また、病児保育や一時預かり事業の拡充も図る。
給付金の拡充
子育て世帯への給付金として、出産時には10万円、1歳時には5万円、3歳時には5万円を支給する。さらに、多子世帯には追加で5万円を支給する。これらの給付金は、現金または子育て用品の購入に使えるクーポンで受け取れる。
保育環境の整備
保育施設の整備も進められる。2027年度までに、県内の保育所の定員を500人増やし、待機児童の解消を目指す。また、認定こども園の整備も促進し、保育と教育の一体化を図る。
財源とスケジュール
新制度の財源は、県の一般会計から年間約30億円を確保する。2026年度中に条例改正を行い、2027年度からの施行を目指す。また、2025年度からは先行して一部の事業を開始する予定。
福島県は、少子化対策の一環として、子育て支援の充実を図る。県内の出生数は減少傾向にあり、子育て環境の改善が急務となっている。新制度により、子育て世帯の負担軽減と、県内の出生率向上が期待される。



