愛知県岡崎市、障害福祉2施設が給付金2048万円不正受給で指定停止処分
岡崎市、障害福祉施設が給付金2048万円不正受給で処分

障害福祉施設が給付金約2048万円を不正受給 愛知県岡崎市が厳正処分

愛知県岡崎市は、2026年2月18日、障害者の就労移行支援や放課後等デイサービス事業を手がける一般社団法人「One Life(ワンライフ)」(名古屋市名東区)が運営する市内の2施設について、自治体から支給される給付金を不正に受給していた事実を確認し、指定停止の行政処分を下すことを正式に発表しました。不正受給額は合計で約2048万円に達し、両施設は4月1日から3カ月間にわたり運営を停止せざるを得ない状況となります。

不正受給の詳細と対象施設

処分の対象となるのは、岡崎市本宿町に所在する「Dサポート」と、同市東蔵前町に位置する「ワンライフ OKAZAKid’s」の2施設です。岡崎市の調査によれば、これらの施設は2022年8月から2025年7月までの期間において、職員の実際の配置数を上回る数を虚偽報告する水増し請求を行い、給付金を不正に受給していたことが明らかになりました。

さらに、Dサポートについては、2024年9月に指定を受ける際の申請段階で既に虚偽の内容が含まれていたことも判明しています。一方、ワンライフ OKAZAKid’sは、昨年12月に実施された監査の場において、事実と異なる虚偽の答弁を行っていたことが確認されました。これらの行為は、障害福祉サービスを提供する施設としての信頼を著しく損なう重大な違反事例です。

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返還請求額と今後の対応

岡崎市は、同法人に対して不正受給分の返還を求める方針であり、加算金を含めた総額は約2867万円に上る見通しです。この金額は、不正に受給された給付金に加え、法令に基づくペナルティを反映したものです。市の関係者は、「福祉制度の適正な運営と利用者保護の観点から、厳正に対処する」とコメントしており、再発防止に向けた監視体制の強化を図るとしています。

今回の処分は、障害福祉分野における透明性と公正性の確保が強く求められる中で実施されたもので、同様の事業者に対する警告の意味も込められています。地域の福祉サービスを利用する障害者やその家族にとっては、安心してサービスを受けられる環境の維持が重要な課題となっています。

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