立憲民主党の斎藤嘉隆国会対策委員長は24日、情報活動の司令塔機能を強化するための「国家情報会議」創設法案に関して、参議院での審議において修正を求めていく考えを明らかにした。国会内で記者団に対し、「野党でまとまり、修正して衆院に回付できないかを協議している」と述べた。与野党は同日の参院議院運営委員会理事会で、来月8日の参院本会議で審議入りする日程で合意した。
少数与党の参院で野党が優位
少数与党の参院では、法案を審議する内閣委員会の構成が、採決に加わらない委員長を除くと野党が与党より1人多い。このため、野党側が修正案を提出すれば可決される可能性がある。斎藤氏は「他党と合意点を見いだしたい。可能性は十分ある」と述べ、修正協議に意欲を示した。
法案の衆院通過と今後の見通し
法案は今月23日の衆院本会議で、与党に加え中道改革連合や国民民主党などの賛成多数で通過した。しかし、参院では野党の協力が不可欠であり、修正協議が行われる見通しだ。立憲民主党は、情報活動の透明性や国会の関与強化などを修正点として主張する可能性がある。
与党側は早期成立を目指すが、野党の修正要求にどこまで応じるかが焦点となる。参院審議では、専門家や関係者を招いた参考人質疑も行われる予定で、活発な論戦が期待される。



