日英外相がホルムズ海峡の安全航行で連携強化 戦略対話で協議を深める
日英外相、ホルムズ海峡航行安全で連携強化を協議

日英外相がホルムズ海峡の安全航行確保で連携を強化 戦略対話で協議を深める

2026年4月20日、茂木敏充外相は英国のクーパー外相と東京都内で日英外相戦略対話を開催しました。会談では、国際秩序の動揺を背景に、両国間の連携強化が幅広い分野で確認され、特にホルムズ海峡における安全な航行の確保に向けた協力が焦点となりました。

自由と法の支配を共有するパートナーシップの重要性

茂木外相は共同記者発表において、「イラン情勢も含め、あらゆる分野で両国の連携をさらに強化していくことを確認した」と述べました。さらに、「国際秩序全体が揺らいでいる中、自由、民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する英国との連携の重要性は一層増している」と強調し、日英関係の戦略的意義を改めて指摘しました。

クーパー外相もこれに応え、「我々は(ホルムズ海峡の)航行の自由、国際法、海洋法、様々な問題で軌を一にしている」と表明。英国が主導するホルムズ海峡の安全航行確保に向けた共同声明に、日本が初期段階から参加していることを踏まえ、両国の緊密な協力関係をアピールしました。

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経済安全保障と閣僚会合の具体化で一致

両外相は、今年1月末にスターマー英首相が来日し、高市早苗首相と会談したことを受け、以下の点で改めて合意しました。

  • 外務・防衛閣僚会合(2プラス2)の年内開催を推進すること。
  • 重要鉱物のサプライチェーン強靱化など、経済安全保障面での連携を強化すること。

これにより、日英間の協力が外交・防衛から経済分野まで多角的に拡大することが示されました。また、第三国に滞在する両国民の保護を目的とした相互協力文書への署名も行われ、実務レベルでの連携が具体化しています。

国際情勢の変化に対応する日英の役割

今回の戦略対話は、中東情勢の緊迫化やグローバルな安全保障環境の複雑化を背景に開催されました。ホルムズ海峡は国際的な海上交通の要衝であり、その安全確保はエネルギー供給や貿易の安定に直結する課題です。日英両国が共同で取り組む姿勢を明確にしたことは、地域の安定に向けた重要なメッセージとなっています。

さらに、自由で開かれた国際秩序の維持を目指す日英のパートナーシップは、気候変動や感染症対策など、地球規模の課題に対処する上でも不可欠な枠組みとして位置づけられています。今後の展開に注目が集まります。

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