小泉進次郎防衛相がインドネシアの首都ジャカルタを今月12日にも訪問し、シャフリィ国防相と会談する方向で調整に入ったことが8日、複数の関係者への取材で明らかになった。会談では、海上自衛隊の「あさぎり型」護衛艦をインドネシア軍に輸出する計画を具体化するための協議が行われるとみられる。また、プラボウォ大統領への表敬訪問も調整されており、13日には帰国する予定だ。最終的な判断は国会の日程を考慮して近く下される。
背景と狙い
日本は、海洋進出を活発化させる中国を念頭に置き、海上交通路(シーレーン)の要衝であるインドネシアとの関係強化を進めている。防衛省は今回の訪問を通じて、日インドネシア間の防衛装備・技術協力をさらに推進したい考えだ。護衛艦の輸出は、両国の安全保障協力の象徴的なプロジェクトとなる可能性がある。
今後の展望
小泉防衛相の訪問が実現すれば、両国防衛当局間の協議が加速し、装備品移転に関する具体的な枠組みが整うことが期待される。日本政府は、インドネシアとの協力強化を通じて、地域の安全保障環境の安定化に貢献したい方針だ。



