トランプ前米大統領は6日、ウクライナへの軍事支援を打ち切る可能性に言及した。和平交渉を加速させるためだと説明し、近く欧州首脳と協議する意向を示した。
支援打ち切りの背景
トランプ氏は声明で、「ウクライナ戦争は米国の利益にならない。支援を継続すれば、さらなる長期化を招くだけだ」と主張。和平交渉を促進するため、支援打ち切りを検討していると明らかにした。また、欧州諸国がより多くの負担を負うべきだと強調した。
この発言に対し、バイデン政権は「支援打ち切りはロシアを利するだけだ」と反論。米国務省は「ウクライナの防衛を支えることは国際秩序の維持に不可欠だ」と述べた。
欧州首脳との協議
トランプ氏は近く、フランスのマクロン大統領やドイツのショルツ首相など主要欧州首脳と電話会談を行う予定。協議では、支援打ち切りの代替案として、欧州主導の和平プロセスを提案する可能性がある。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は「支援打ち切りはウクライナの領土一体性を損なう」と懸念を示し、米国に対し継続的な支援を求めた。
専門家は「トランプ氏の発言は選挙戦略の一環であり、実際に政策として実行されるかは不透明だ」と指摘。共和党内でも意見が分かれており、今後の動向が注目される。



