琵琶湖岸駐車場の料金体系が4月から大幅見直し 無料時間拡大とイベント日特別料金を導入
滋賀県は、草津市の琵琶湖岸に位置する都市公園湖岸緑地の有料駐車場4か所について、料金体系を4月1日から見直すことを正式に発表しました。この見直しでは、利用者の利便性向上を図るため、無料時間を従来の30分から60分に拡大します。一方で、大規模イベント開催時には特別料金を課す「特定日」制度を新たに設けることで、混雑緩和と適正な利用促進を目指します。
マナー違反対策から有料化へ 導入1年で制度を再検討
湖岸緑地の駐車場を巡っては、利用者によるごみの不法投棄、バーベキュー後の炭の放置、駐車枠外への違法駐車などのマナー違反が顕著に増加していました。この問題に対処するため、滋賀県は4回にわたる社会実験を実施し、昨年4月下旬から有料化を導入しました。有料化から約1年が経過し、公園利用者の多様なニーズに応えるとともに、より効果的な運営を実現するために、今回の料金体系見直しに至りました。
イベント開催日は特別料金を適用 最大3000円の上限設定
滋賀県公園魅力向上推進室によると、びわ湖大花火大会や、イナズマロックフェスから名称変更された音楽イベント「FEST.INAZUMA(フェスト イナズマ)」など、多くの来場者が見込まれる日を「特定日」に指定します。特定日における料金体系は、無料時間が最初の30分までとなり、以降は30分ごとに500円が加算されます。1日あたりの最大料金は3000円に設定され、年間で約5日程度の適用を予定しています。
この新制度は、イベント時の過度な混雑を緩和し、駐車場の適正な利用を促すことを目的としています。同時に、日常的な公園利用者に対しては、無料時間の拡大を通じて利便性の向上を図ります。滋賀県は、琵琶湖岸の美しい自然環境を守りながら、観光客と地域住民の双方が快適に利用できる環境整備に継続的に取り組んでいく方針です。



