東京国立博物館(東京都台東区上野公園)は、平成館1階に未就学児を連れた来館者が休憩できる「ファミリースペース」を新たに開設した。この取り組みは、子育て世代の若手女性職員からの提案がきっかけとなった。幼い子どもとその保護者がくつろげる空間を提供することで、若年層の来館を促進する狙いがある。
スペースの概要
ファミリースペースは、これまで特別展の特別会場として利用されていた約90平方メートルのエリアを改装して設けられた。安全性を考慮し、床や壁にはクッション性のある素材を採用。さらに、絵本やおもちゃも用意され、子どもたちが楽しく過ごせる環境が整えられている。
利用条件
対象は6歳以下の子どもとその保護者で、利用は無料、時間制限もない。ただし、子どもだけでの利用はできない。
ベビーケアルームとおむつ替えコーナー
スペース内には、乳児の授乳やおむつ替えができる個室型のベビーケアルームが2室併設されている。また、少し離れた場所にもおむつ替えコーナーが新設され、おむつ用ごみ箱やおむつの自動販売機も設置された。
館長のコメント
藤原誠館長は「持続的な運営のためには若い世代の来館が欠かせない。小さなお子さんとゆっくり過ごしながら博物館を楽しんでほしい」と話している。
この取り組みにより、子連れの来館者がより快適に博物館を訪れることができるようになり、若年層の来館促進が期待される。



