アサヒグループHD、サイバー攻撃で取引先情報11万件超の漏えいを確認 物流体制は正常化へ
アサヒグループホールディングスは2026年2月18日、2025年9月に受けた大規模なサイバー攻撃の影響により、11万件を超える個人情報の漏えいを確認したと正式に発表しました。この情報には、取引先企業の役員や従業員らの氏名や電話番号などが含まれていることが明らかになりました。
詳細な調査で判明した漏えい規模
同社は昨年11月、サイバー攻撃によって最大で191万4千件の個人情報が漏えいした恐れがあると暫定的に発表し、その後、詳細な調査を進めてきました。今回の発表は、その調査結果の一部として、具体的な被害規模が11万件超と確定したことを示すものです。漏えいした情報は主に取引先関係者に限定されており、一般消費者のデータは含まれていないと説明されています。
物流体制の正常化と出荷再開の進捗
このサイバー攻撃により、アサヒグループではシステム障害が発生し、ビールや食品などの出荷が一時停止に追い込まれる事態となりました。しかし、同社は物流体制の復旧に取り組み、今月に入って正常化を達成したと報告しています。現在は、出荷する品目数を順次拡大しており、事業活動の完全な回復を目指している状況です。
アサヒグループは、今回の情報漏えいについて関係者への謝罪と再発防止策の徹底を約束し、今後の対応に注力していく方針を示しました。この事件は、大企業におけるサイバーセキュリティの重要性を改めて浮き彫りにする事例となっています。



