ウクライナ和平協議がジュネーブで開始 初日は緊迫した応酬か
ウクライナ和平を巡るウクライナ、ロシア、米国の3カ国高官による協議が17日、スイス・ジュネーブで開始され、初日の日程を終了した。タス通信は関係者の話として「とても緊迫した協議だった」と伝えており、激しい戦闘が続くウクライナ東部ドンバス地域(ルハンスク、ドネツク両州)の扱いなどを中心に、各国間で応酬があったとみられる。この協議は18日までの予定で行われている。
主要議題は「安全の保証」と領土問題
協議では、ウクライナ側が強く求める「安全の保証」が主要な議題の一つとなっている。11月に予定される米国中間選挙をにらみ、早期和平を目指すトランプ米大統領は、ウクライナが領土などで妥協すべきだとの認識を示しており、交渉の行方に影響を与えている。ウクライナのウメロフ国家安全保障・国防会議書記は、通信アプリへの投稿で「具体的な課題の解決策が焦点となった」と述べ、実質的な進展を模索する姿勢を強調した。
各国の代表者が一堂に会す
英BBC放送などの報道によると、今回の協議には以下の代表者が出席している。
- 米国側: ウィットコフ和平交渉担当特使、トランプ氏の娘婿であるクシュナー氏ら
- ロシア側: メジンスキー大統領補佐官、ガルージン外務次官、コスチュコフ軍参謀本部情報総局(GRU)長官ら
- ウクライナ側: ウメロフ国家安全保障・国防会議書記、ブダノフ大統領府長官ら
このように、各国の要人が集結したことで、和平への道筋を探る重要な機会となっている。協議の進展は、ウクライナ侵攻の長期化に歯止めをかける可能性もあり、国際社会から注目が集まっている。