トランプ大統領80歳誕生日、ホワイトハウスでUFC試合開催へ
【ワシントン=橋本潤也】米国のトランプ大統領が80歳を迎える誕生日の14日、ホワイトハウス敷地内で総合格闘技団体「UFC」の試合が開催されることになった。これは7月の米建国250周年を祝う一連の行事の一環とされている。しかし、この計画に対して米国民の間では賛否両論の声が上がっている。
ホワイトハウス南側の芝生では、UFCの象徴である八角形のリングの設置作業が進められている。また、トランプ大統領が必要性を訴えるボールルーム(宴会場)建設のため、イーストウィング(東棟)も取り壊された。これによりホワイトハウス周辺は大きく姿を変えつつある。
トランプ氏のSNS投稿が波紋
トランプ大統領は3日、自身のSNSでUFCの大型設備について「永遠に残すかもしれない」と示唆したが、具体的な活用方法は明らかにされていない。この投稿に対し、支持する声がある一方で、「恥ずかしい」「対イラン交渉の行き詰まりから目をそらすためのものだ」といった批判も目立っている。
国民の反応は二分
ホワイトハウスという国家的な象徴の場での格闘技イベント開催に対し、米国民の間では意見が分かれている。支持派は「大統領の誕生日を祝う斬新な試み」と評価する一方、反対派は「歴史的な場所の尊厳を損なう」「政治的な問題から注意をそらすためのパフォーマンスだ」と批判している。
工事に伴いホワイトハウス周辺の景観が一変していることも、議論に拍車をかけている。建国250周年という節目の年に、伝統と革新の狭間で揺れるアメリカの姿が浮き彫りとなっている。



