フーシ派幹部が米国のイラン封鎖措置に反発、船舶攻撃と石油施設標的化を警告
イエメンの親イラン武装組織フーシ派のブハイティ幹部は、米軍によるイランの港湾封鎖措置を強く非難し、戦闘再開を意味すると主張しました。共同通信の単独取材に応じたブハイティ氏は、イランを軍事的に支援する姿勢を明確に示し、船舶攻撃に踏み切る可能性を強調しました。
米国の封鎖措置とフーシ派の反応
トランプ米大統領は13日、イランの港湾に出入りする船舶を阻止する封鎖措置を開始したと表明しました。これに対し、ブハイティ幹部は時期の明言を避けつつも、イランと連携して「適切な時期」に船舶を標的にする考えを明らかにしました。特に、イエメン沖のバベルマンデブ海峡を「戦略的に重要なカード」と指摘し、情勢に応じて同海峡や紅海での攻撃を検討していると述べています。
石油施設標的化の威嚇と世界への影響
ブハイティ氏は、戦闘が再開されればペルシャ湾岸諸国の石油関連施設が「標的になる」と威嚇しました。フーシ派が海上輸送の大動脈である紅海やバベルマンデブ海峡で商船などの航行を妨害すれば、世界のエネルギー供給がさらに混乱する恐れがあります。この動きは、国際的なエネルギー市場に大きな懸念を投げかけています。
フーシ派の立場と今後の展望
ブハイティ幹部は、米国やイスラエルのイラン攻撃に関与していない「友好国の利益は損なわない」ようにすると説明しました。しかし、米国の封鎖措置が続く場合、フーシ派の攻撃的姿勢が強まる可能性が高く、地域情勢の緊迫化が予想されます。今後の動向には、国際社会の注目が集まっています。



