ノーベル賞委員会がイランに抗議 人権活動家モハンマディ氏の拘束と暴行を非難
ノーベル賞委がイランに抗議 人権活動家の拘束と暴行を非難

ノーベル賞委員会がイラン政府に強く抗議 人権活動家の拘束と暴行を非難

ノルウェーのノーベル賞委員会は2月11日、2023年にノーベル平和賞を受賞したイランの人権活動家ナルゲス・モハンマディ氏に対する扱いについて、強く抗議する声明を発表しました。昨年12月に治安当局によって拘束されたモハンマディ氏への対応を「残酷で非人道的」と厳しく批判し、即時解放を要求しています。

拘束時の暴行で心臓に不調 適切な治療も受けられず

委員会によると、モハンマディ氏は人権派弁護士の追悼式典に参加中、治安当局者に取り囲まれました。その際、木の棒や警棒で激しく殴打される暴行を受けたとされています。その後、監視下で病院に搬送されましたが、広範囲の外傷と心臓の不調が確認されたものの、適切な治療を受けさせていない状況が続いているとのことです。

このような当局の対応について、ノーベル賞委員会は以下の点を特に問題視しています。

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  • 拘束時の過剰な暴力の使用
  • 医療アクセスの制限による健康悪化のリスク
  • 国際的に認知された人権活動家への不当な扱い

累積で44年の禁錮刑 新たな判決も言い渡される

モハンマディ氏が設立した財団は今月8日、イランの裁判所が国家安全に反する集会の罪などで禁錮7年6月の判決を新たに言い渡したと発表しました。これにより、モハンマディ氏にはこれまでに累積で44年の禁錮刑が宣告されたことになります。

ノーベル賞委員会は声明の中で、このような長期刑が人権活動に対する抑圧として機能していると指摘。国際社会に対し、モハンマディ氏の解放とイランにおける人権状況の改善を求める姿勢を明確に示しました。

今回の抗議声明は、ノーベル賞委員会が受賞者を保護し、その活動を支援するという強いコミットメントを反映したものと言えます。委員会は今後も状況を注視し、必要に応じてさらなる措置を講じる方針を示唆しています。

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