トランプ米大統領は4月30日、中国との関税交渉に関して、強硬な姿勢を改めて強調した。ホワイトハウスで記者団に対し、中国が譲歩しなければ追加関税を課す可能性を示唆し、交渉が決裂した場合でも構わないとの考えを表明した。
トランプ氏の発言
トランプ氏は「中国は我々と公正な取引をしなければならない。もし合意に至らなければ、さらに大きな関税を課す用意がある」と述べた。また、「交渉は順調とは言えないが、私は結果を急いでいない。良い取引でなければ、取引はしない」と強調した。
市場への影響
この発言を受け、株式市場ではリスク回避の動きが強まった。ダウ平均株価は一時200ドル超下落し、投資家の間では米中貿易摩擦の長期化を懸念する声が広がっている。専門家は「トランプ氏の強硬姿勢が続けば、世界経済に悪影響を及ぼす可能性がある」と指摘する。
中国の反応
中国外務省は同日の記者会見で、米国の一方的な関税措置に断固反対する立場を改めて表明した。報道官は「中国は米国と相互尊重に基づく協議を望むが、圧力には屈しない」と述べ、譲歩しない姿勢を示した。
今後の見通し
両国の交渉は今後も難航が予想され、市場の不確実性は高まっている。アナリストは「トランプ氏が追加関税を発動すれば、中国も報復措置に出る可能性が高く、貿易戦争が激化する恐れがある」と警鐘を鳴らしている。



