米ハイアット会長が辞任 エプスタイン氏との交友関係が理由に
米紙ニューヨーク・タイムズは16日、米ホテルチェーン大手ハイアット・ホテルズのトーマス・プリツカー会長(75)が同日付で辞任したと報じました。少女らへの性的人身売買罪で起訴され自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン氏と長年親密な関係にあったことが主な理由とされています。
司法省文書で明らかになった交友関係
同紙によると、米司法省が新たに公開した関連文書「エプスタイン文書」によって、エプスタイン氏が性犯罪で有罪判決を受けた2008年以降も、プリツカー氏は彼との交友を維持し、頻繁に連絡を取り合っていたことが判明しました。この文書の公開が辞任の直接的な引き金となったと見られています。
金融界でも同様の動きが相次ぐ
この辞任は、同様の理由で金融大手ゴールドマン・サックスの幹部も12日に辞任意向を表明したばかりというタイミングで発生しました。エプスタイン氏との関係が明るみに出たことで、企業のトップや幹部の辞任が相次いでおり、社会的な影響が拡大しています。
プリツカー氏の辞任は即日発効し、ハイアット・ホテルズは後任の会長を選出する方針を示しています。同社は声明で、この問題についてコメントを控えていますが、企業統治の透明性が改めて問われる事態となりました。
エプスタイン氏は2019年に収監中に自殺しており、彼との関係が明らかになることで、多くの著名人や企業幹部が批判にさらされています。今回の辞任は、そうした流れの中で起きた最新の事例です。