茂木外相、ケニアで演説「共に未来切り開く」
茂木敏充外相は3日(日本時間同)、訪問先のケニア・ナイロビで演説し、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の進化と対アフリカ外交に関する見解を述べました。従来の自由貿易や投資ルール整備に加え、平和構築や繁栄の機会を提供する重要性を強調し、国際情勢が厳しさを増す中で「共に未来を切り開く」と表明しました。
演説の背景
この演説は、2016年に日本が主導するアフリカ開発会議(TICAD)がケニアで開催された際、当時の安倍晋三首相がFOIPを初めて提唱したことを踏まえて行われました。茂木氏は、その理念を継承・発展させる形で、アフリカとの連携強化を訴えました。
平和構築への取り組み
茂木氏は、平和構築のため、3月に外務省に新設された「国際和平調停ユニット」を活用し、紛争の予防や早期収束への関与を強化する方針を示しました。同ユニットは、紛争解決の専門知識を結集し、アフリカ地域の安定に貢献することを目指しています。
アフリカとの協力拡大
茂木氏はさらに、経済協力や安全保障面での連携を強化する意向を表明。特に、テロ対策や海洋安全保障の分野で、ケニアを含むアフリカ諸国との協力を深める考えを示しました。これにより、日本とアフリカの関係が新たな段階に入ることが期待されます。



