イスラム諸国8カ国、イスラエル極右閣僚を非難
トルコやサウジアラビアなどイスラム諸国8カ国の外相は24日、パレスチナ自治区ガザに支援物資を届けようとしてイスラエル軍に拘束された活動家らを嘲笑したイスラエル極右政党党首のベングビール国家治安相を非難する共同声明を出した。
声明は「人の尊厳に対する恥ずべき侵害だ」と強く糾弾。さらに「挑発的な言動は憎悪と過激主義を助長する」と指摘し、こうした行動がパレスチナ国家樹立によるイスラエルとの「2国家共存」の実現に向けた努力を妨げると訴えた。
声明参加国と背景
共同声明に参加したのは、トルコ、サウジアラビア、エジプト、インドネシア、ヨルダン、パキスタン、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)の8カ国。これらの国々はイスラム協力機構(OIC)の主要メンバーでもあり、パレスチナ問題に対する強い関心を示している。
ベングビール国家治安相は極右政党「ユダヤの力」の党首で、パレスチナ人に対する過激な発言で知られる。今回の嘲笑行為は、ガザで人道支援活動を行う国際的な活動家らを標的にしたものとみられ、イスラム諸国の怒りを買った。
イスラエル政府はこれまでのところ公式な反応を示していないが、国際社会からの批判が高まることが予想される。



