スロベニア新首相に反移民のヤンシャ氏、中道右派政権が発足へ
スロベニア新首相に反移民のヤンシャ氏

旧ユーゴスラビアに位置するスロベニアの国民議会(下院、定数90)は22日、3月に実施された総選挙の結果を受け、過去に3度にわたり首相を務めた実績を持つ中道右派の民主党党首、ヤンシャ氏(67)を新たな首相に選出した。ヤンシャ氏は反移民の立場で知られ、トランプ米大統領の熱烈な支持者としても有名である。

ゴロブ前政権との対比

これまで政権を担ってきたゴロブ首相のリーダーシップの下、スロベニアは欧州連合(EU)と緊密に協調し、脱炭素化の推進や同性婚の合法化といった左派寄りの政策を積極的に進めてきた。しかし、新政権ではこれらの方針が転換される可能性が指摘されている。ヤンシャ氏はこれまで、ゴロブ政権がパレスチナを国家承認し、外交関係を樹立した姿勢を厳しく批判してきた。

総選挙の結果と連立交渉

3月の総選挙では、どの政党も過半数を獲得することができず、ゴロブ氏率いる中道左派の自由運動党が29議席、民主党が28議席と僅差の結果となった。選挙後、ゴロブ氏は首相としての続投を目指し、他党との連立交渉を続けたが、最終的に失敗に終わった。その結果、第2党である民主党を中心とした連立政権が発足することとなった。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

新政権の誕生により、スロベニアの政治は右派へとシフトし、今後のEUとの関係や移民政策、外交方針に大きな変化が生じることが予想される。ヤンシャ氏のリーダーシップの下、スロベニアがどのような政策を打ち出すのか、国際社会の注目が集まっている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ