黎智英氏に独公共放送が言論の自由賞、香港政府は批判
黎智英氏に独公共放送が言論の自由賞、香港政府批判

ドイツの公共放送ドイチェ・ウェレは、香港国家安全維持法(国安法)違反などで懲役20年の判決が確定した民主派紙・蘋果日報(リンゴ日報)の創業者、黎智英氏(78)に「言論の自由賞」を授与すると発表した。これに対し、香港政府は「犯罪行為と報道の自由を混同し、香港の名誉を傷つけようとしている」と強く批判した。

ドイチェ・ウェレの評価と香港政府の反発

ドイチェ・ウェレは、黎智英氏について「独立系ジャーナリズムの活動空間が制限される香港で、大きなリスクを冒して報道の自由を一貫して擁護してきた」と評価。一方、香港政府は声明で「同賞は司法制度を軽視し、国家安全を損なう行為を美化するものだ」と非難した。

国際ジャーナリスト組織のランキングにも影響

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」は、4月30日に発表した2026年の報道自由度ランキングで、黎氏への判決を理由の一つとして香港を180カ国・地域中140位に位置付けた。同組織は「香港の司法が言論の自由を抑圧するために利用されている」と指摘している。

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黎智英氏は2020年に国安法違反で逮捕され、2025年に懲役20年の判決が確定。蘋果日報も閉鎖に追い込まれた。今回の授賞決定は、香港当局と国際社会との間で言論の自由をめぐる緊張をさらに高めるものとなっている。

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