国際線夏期スケジュール、中国路線が半減 交流冷え込み顕在化
国際線夏期スケジュール、中国路線が半減

国土交通省は28日、航空各社の国際線定期便に関する夏期スケジュール(3月29日~10月24日)を公表した。この夏期スケジュールでは、中国路線が前年同期と比較して半減しており、日本と中国の間での交流の冷え込みが顕著に表れている。

全体的な便数は微減、貨物便は増加

国交省がまとめた航空会社128社の定期便申請の集計によると、夏期スケジュールにおける定期便の運航便数は週あたり5996.5便で、前年同期に比べて3%の減少となった。貨物便は前年同期より8%増加したものの、旅客便が4%減少したことが全体を押し下げた。

中国便の大幅減少が主因

前年割れの主要因は中国便の減少である。今期の中国便は週597便で、前年同期の週1279.5便から53%も減少した。2025年の夏期は同40%増(週1478.5便)、冬期は同10%増(週1390便)と好調だったが、今回は大幅な落ち込みとなった。

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一方、韓国便は週1595便で前年同期(週1310便)から22%増加、台湾便は週732.5便で同(週656.5便)12%増加しており、中国便の減少を補う形となっている。

空港別の状況

空港別に見ると、羽田空港や福岡空港などで中国路線の減少が顕著であり、地域経済への影響も懸念される。特にインバウンド需要の回復が期待されていた中での中国路線の半減は、観光業界にも打撃となる可能性がある。

国交省は、今後の国際情勢や航空需要の動向を注視し、必要に応じて対策を検討するとしている。

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