パレスチナ自治区ガザの和平計画を巡り、停滞する協議の打開に向けた動きが見られる。イスラム原理主義組織ハマスは5日、代表団が仲介国エジプトの首都カイロに到着したと発表した。エジプト当局者らと数日間にわたり協議を行う予定だ。
和平計画の停滞と双方の非難
トランプ米政権が主導するガザ和平計画は、主要争点であるハマスの武装解除を巡って膠着状態が続いている。武装解除を求めるイスラエルに対し、ハマスはイスラエル軍による断続的な攻撃を停戦違反だと主張し、双方が互いを激しく非難している。
イスラエル軍の攻撃と被害
ガザではイスラエル軍が散発的に攻撃を継続。パレスチナ通信は5日、南部ハンユニスでの砲撃により女性1人が死亡、15人が負傷したと報じた。ガザ保健当局の発表によれば、昨年10月の停戦発効後の死者は940人以上に達し、2023年10月の戦闘開始以降の累計死者数は7万2900人を超えている。
今後の協議の行方
ハマス代表団のカイロ訪問は、和平計画の再活性化を目指すものとみられる。しかし、イスラエル軍の攻撃が続く中、協議の進展は不透明だ。国際社会は双方に自制を求めているが、事態打開の兆しは見えていない。



