米国のトランプ政権は4日、キューバのミゲル・ディアスカネル大統領やその家族、さらにラウル・カストロ元国家評議会議長の親族らを制裁対象に指定したと発表した。これはキューバの体制転換を促す圧力の一環とみられる。
制裁対象の詳細
米国務省によると、制裁対象となったのはディアスカネル大統領とその妻、息子、ラウル・カストロ元議長の息子と孫、さらに国防省や鉱山企業など、合わせて5人と5団体。これらの対象者は米国内の資産が凍結され、米国人との取引が禁止される。
トランプ大統領の発言
トランプ大統領は4日、記者団に対し、キューバを「破綻国家」と呼び、制裁の目的について「きちんと運営された国になってほしいだけだ」と説明。その上で「イランを片付けたら対処する」と述べ、イラン情勢への対応を優先する考えを示した。
米国のキューバ制裁の背景
米国はキューバへの石油輸送に対する封鎖措置を継続している。また、1996年のキューバ軍による米民間小型機撃墜事件を巡り、先月にはラウル・カストロ元議長の起訴を発表していた。今回の制裁は、こうした圧力の一環と見られる。
- ディアスカネル大統領とその家族
- ラウル・カストロ元議長の息子と孫
- 国防省や鉱山企業など5団体
トランプ政権は、キューバに対して長年にわたり経済制裁を課してきた。今回の措置は、キューバ政府に対する圧力をさらに強化するものだ。



