戦車なしの露パレード、国民に楽観できない状況を印象づけ
戦車なし露パレード、国民に楽観できない状況を

ジャーナリストの石川一洋氏と笹川平和財団上席研究員の畔蒜泰助氏が4日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、ロシアによるウクライナ侵略の現状について議論を交わした。

戦車なしのパレードが示すもの

5月にロシアで開催された旧ソ連の対ドイツ戦勝記念日の軍事パレードでは、例年展示される戦車などの重装備が姿を消した。この異例の事態について、専門家からはロシア軍の兵器備蓄が深刻に不足しているとの指摘が相次いでいる。

石川氏は「戦車が登場しなかったことは、ロシア国民に対しても状況が楽観できないことを強く印象づけたはずだ」と分析。さらに「プーチン政権が軍事力の実態を隠そうとしている可能性もある」と述べた。

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専門家の見解

畔蒜氏は、アメリカのトランプ大統領の影響力が強い時期を捉えて、ロシアがウクライナ侵略を有利な条件で終結させたいとの思惑があると指摘。「ロシア側としては、現在の国際的な力関係の中で、できるだけ早く戦争を終わらせたいのが本音ではないか」と語った。

両氏はまた、ロシア国内の世論や経済制裁の影響についても言及。長期化する戦争が国民生活に与える負担が増大しているとの認識で一致した。

番組では、今後のウクライナ情勢の行方について、停戦交渉の可能性や国際社会の対応など、多角的な視点から議論が展開された。

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