日本紡績協会長、中東情勢緊迫で原料高騰「価格転嫁が必要」
日本紡績協会長、中東情勢緊迫で原料高騰「価格転嫁が必要」

日本紡績協会の会長に就任したクラボウの西垣伸二社長は3日、大阪市内で記者会見を開き、中東情勢の緊迫化に伴う原料や燃料費の高騰について言及した。西垣会長は「省エネルギー化や生産性向上だけでは吸収しきれない部分があり、適正な価格転嫁への理解を得る必要がある」と述べ、値上げに対する理解を呼びかけた。

原料調達の課題

ナフサ由来原料の調達に関しては、発注量が少ない中小・零細企業では確保が難しくなっている現状を踏まえ、「全体の供給量は足りているものの、偏りが生じている可能性がある」との認識を示した。

繊維業界の値上げ動向

長期化する原油高の影響を受け、繊維業界でも価格引き上げの動きが相次いでいる。例えば、ユニチカは4月から包装用フィルムの価格を2度にわたって引き上げている。

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