高校生平和大使、米首都で決意表明「行動継続で世界動かすうねりに」
高校生平和大使、米首都で決意表明

核兵器廃絶を訴える日本の「高校生平和大使」が、米首都ワシントンで開催された会議に動画メッセージを送り、活動継続への強い決意を示した。第28代高校生平和大使24人は、軍縮への貢献が評価され、米シンクタンク「軍備管理協会」が選ぶ2025年の「軍備管理パーソン・オブ・ザ・イヤー」に選出された。2日、同協会が主催する会議で受賞者としてメッセージを寄せ、「平和な世界のために行動を続ければ、世界を動かすうねりになる」と述べ、核の脅威が高まる今だからこそ、被爆地から平和への願いを発信する必要があると強調した。

会議での発言と現状認識

会議では、元米国務次官補で同協会理事長のトーマス・カントリーマン氏が、先月開催された核拡散防止条約(NPT)再検討会議が成果文書を採択できず決裂したことについて言及。「軍縮に向けた各国の取り組みが後退する様子を見るのは痛ましい」と批判し、「核保有国間の対話は事実上存在しない状態だ」と危機感を表明した。

高校生平和大使の役割

高校生平和大使は、長崎や広島などの被爆地を拠点に、核廃絶と平和の大切さを国内外に発信する活動を続けている。今回の受賞は、若者の力による平和運動の重要性が国際的に認められた証しと言える。大使たちは今後も、被爆者の思いを胸に、行動を継続していく方針だ。

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