ボンボンドロップシール偽物販売容疑で大阪のカードショップ経営者ら2人逮捕
大阪府警曽根崎署は14日、小中学生を中心に幅広い人気を集める「ボンボンドロップシール」の偽物を販売目的で所持したとして、大阪市北区のカードショップ経営者ら男性2人を商標法違反容疑で現行犯逮捕したと正式に発表しました。同署は現在、2人の容疑に対する具体的な認否については明らかにしていません。
商標権侵害の疑いで現行犯逮捕
発表によれば、逮捕されたのは大阪駅前第4ビル内に店舗を構える「カードショップ絆」を経営する31歳の男性と、関連するもう1人の男性です。2人は13日、正当な商標使用の権限がない状態で、株式会社クーリア(大阪市中央区)が商標登録を保有する「しずくちゃん」に酷似したロゴデザインのシール計30枚を店頭に陳列し、商標権を侵害した疑いが持たれています。
曽根崎署の捜査員が押収した偽物と見られるシールは、店頭に並べられていた分を含め、総数で約1000点に達することが判明しました。これらのシールは正規品よりも50円安い税込み500円の値札が付けられて販売されていたと伝えられています。
権利者からの相談が捜査の端緒に
今回の偽物販売事件については、商標権を保有する株式会社クーリア側から今月、曽根崎署に対して具体的な相談が寄せられていたことが明らかになりました。同社からの情報提供を契機として、府警が本格的な捜査を開始し、店舗への立入調査を実施した結果、大量の偽造シールが発見されました。
押収されたシールのデザインは、正規の「しずくちゃん」ロゴと極めて類似しており、一般消費者が誤認する可能性が高いと指摘されています。商標法は、登録商標を無断で使用する行為を厳しく禁じており、権利侵害に対しては刑事罰が科せられる場合があります。
今後の捜査の行方
大阪府警は現在、押収した約1000点のシールがすべて偽物であるかどうかの鑑定を急ぐとともに、販売経路や製造元の解明に向けた詳細な捜査を進めています。また、逮捕された2人がこれらの偽物シールをどのように入手したのか、さらなる供述を求めていく方針です。
ボンボンドロップシールは子ども向けの収集品として市場で高い人気を維持しており、偽物の流通が消費者に与える影響は小さくありません。府警は同様の事案が他にも存在する可能性を視野に入れ、関係方面への聞き取りを継続していく構えです。



