ニューヨーク外国為替市場で円が反発、1ドル154円台後半に
2026年2月10日、ニューヨーク外国為替市場における円相場は、前日比で円高ドル安の動きを見せた。午前8時40分現在のレートは1ドル=154円86~96銭を記録し、前日から96銭の円高となった。この動きは、朝方に発表された米国の経済指標が市場予想を下回ったことが主な要因として挙げられる。
米小売売上高の予想下回りがドル売りを誘発
同日発表された昨年12月の米小売売上高は、市場関係者の予想を下回る結果となった。このデータを受けて、投資家の間でドルを売って円を買う動きが優勢となり、円相場の反発を後押しした。経済指標の弱さがドル安圧力として働き、為替市場に敏感な反応をもたらした格好だ。
同時に、ユーロ相場も注目された。1ユーロは1.1893~1903ドル、また184円30~40銭で取引されている。このユーロの動向も、全体の為替市場の流れを反映するものとなっている。
市場関係者の見通しと今後の展開
専門家によれば、今回の円高は短期的な反応の可能性が高いが、米国の経済指標次第では、さらにドル安が進むシナリオも考えられる。今後の動向には、以下の点が影響を与えると見られている。
- 米国の追加経済データの発表
- 各国中央銀行の金融政策に関する発表
- 国際的な地政学的リスクの変化
為替市場は常に変動が激しく、投資家は最新情報に基づいた慎重な判断が求められる。今回の動きは、経済指標が為替相場に与える影響の大きさを改めて示す事例となった。