フリースタイルスキー・モーグル予選、堀島行真が首位で決勝進出 冨高日向子と中尾春香も通過
モーグル予選、堀島行真が首位 冨高日向子と中尾春香も決勝へ

ミラノ・コルティナ冬季五輪 フリースタイルスキー・モーグル予選で日本選手が健闘

2026年2月10日、イタリアで開催中のミラノ・コルティナ冬季オリンピックにおいて、フリースタイルスキーのモーグル予選が実施されました。この競技では、男女ともに日本選手が上位に食い込み、決勝進出を果たす活躍を見せています。

男子予選:堀島行真が首位で圧巻のパフォーマンス

男子予選では、前回の北京大会で銅メダルを獲得した実力者、堀島行真選手(トヨタ自動車)が85.42点をマークし、見事に首位で通過しました。この高得点は、彼の技術と安定性を如実に示す結果となり、2月12日に予定されている決勝への勢いを十分に感じさせる内容でした。

一方、初出場となる島川拓也選手(日本仮設)は13位、藤木豪心選手(イマトク)は14位、西沢岳人選手(リステル)は22位という結果に終わり、予選2回目への挑戦を余儀なくされました。国際舞台での経験不足が影響した可能性も指摘されていますが、今後の成長が期待されます。

また、ワールドカップ通算100勝という輝かしい記録を持つミカエル・キングズベリー選手(カナダ)は3位で通過し、その実力を遺憾なく発揮しました。

女子予選:冨高日向子と中尾春香が決勝進出を決める

女子予選では、昨年の世界選手権で2位に入った冨高日向子選手(多摩大学)が75.28点を獲得し、5位で通過しました。彼女の滑りはスピードとターンの精度に優れ、メダル獲得への期待を高めるパフォーマンスとなりました。

さらに、初めて五輪の舞台に立った中尾春香選手(佐竹食品)は74.71点で7位に入り、予選を突破。この快挙は、新人ながらも高い潜在能力を証明するもので、2月11日の決勝でのさらなる活躍が注目されます。

しかし、柳本理乃選手(愛知ダイハツ)は16位、藤木日菜選手(武庫川女子大学大学院)は19位に留まり、1回目での決勝進出を逃しました。両選手とも実力はあるものの、本番での緊張やコンディション調整が課題となったようです。

予選の仕組みと今後の展望

今回の予選は2度行われ、1回目では男女ともに10位までの選手が直接決勝に進出します。2回目は女子が2月11日、男子が2月12日に実施され、残りの枠を争うことになります。このシステムにより、1回目で敗れた選手にも再挑戦の機会が与えられており、熾烈な競争が続いています。

日本勢全体としては、堀島行真選手の首位通過や、冨高日向子選手、中尾春香選手の決勝進出など、明るいニュースが多く、メダル獲得への期待が高まっています。今後の決勝戦では、さらなる好成績を目指し、選手たちの熱戦が繰り広げられることでしょう。