西鉄が福岡のオフィスビル2棟を電気ビルに譲渡、売却益45億円を計上へ
西鉄、福岡オフィスビル2棟を電気ビルに譲渡で売却益45億円

西鉄が福岡のオフィスビル2棟を電気ビルに譲渡、売却益45億円を計上へ

西日本鉄道は12日、福岡市に保有するオフィスビル2棟を、九州電力の子会社でビル運営を手がける電気ビルに譲渡することを明らかにしました。この譲渡により、2026年4月から6月期の連結決算において、売却益として45億円を特別利益として計上する計画です。

譲渡の詳細と対象物件

譲渡契約は2025年11月に締結されており、対象となるのは福岡市中央区に位置する「西鉄渡辺通ビル」と「西鉄渡辺通二丁目ビル」の2棟です。これらのビルは、土地面積がそれぞれ約1350平方メートルと約1140平方メートルで、九州電力の本社が入居する電気ビル本館に近接しています。引き渡しは今年4月を予定しており、スムーズな移行が期待されています。

財務的影響と戦略的背景

この譲渡により、西日本鉄道は45億円の売却益を得ることになります。これは、同社の財務体質の強化や新たな投資機会への資金調達に役立つと見込まれています。電気ビル側にとっては、既存の電気ビル本館に近い物件を取得することで、福岡市中央区におけるビル運営の効率化やエリアの統合が可能となり、不動産ポートフォリオの拡充につながります。

この取引は、両社にとって互恵的な関係を築くものであり、地域経済にも一定の影響を与える可能性があります。西日本鉄道は、鉄道事業以外の資産活用を進める一方、電気ビルはビル運営事業の基盤を強化する狙いがあると分析されています。