「住みたい街ランキング2026首都圏版」発表 大宮が千葉県内で3年連続2位、浦和は11位
不動産・住宅情報サイト「SUUMO(スーモ)」を運営するリクルートが発表した「住みたい街ランキング2026首都圏版」によると、千葉県内では大宮が2位、浦和が11位となった。このランキングは、首都圏の20歳から49歳までの男女9,000人を対象にインターネット調査で実施されたもので、住みたい街や駅についての意見を集計している。
大宮:3年連続で2位を維持 「コンパクト東京」として人気
大宮の2位は3年連続の快挙である。リクルートの調査では、商業・文化・娯楽施設が充実した「トレンドの街」としてのイメージが定着していると分析されている。昨年には、シェアハウス併設のミニシアターやサウナ小屋を備えたアウトドア体験施設が誕生するなど、新たな魅力が加わった。
また、大宮は「コンパクト東京」として人気を集めており、首都圏全体で住宅費が上昇する中、比較的住みやすい相場が維持されている点も評価されている。大宮駅東口の再開発事業では、2022年に大宮門街が誕生し、街の活性化が進んでいる。
浦和:再開発で人気復活に期待 新施設「浦和カルエ」が完成間近
一方、浦和は2年連続で11位となった。2022年には5位に入るなど、以前はトップ10の常連だったが、JR浦和駅西口の再開発が本格化した22年以降、工事の影響で街のにぎわいが薄れたことが順位低下の一因とみられている。
しかし、新たに誕生する複合施設「浦和カルエ」が6月末に完成予定で、商業施設や市民会館うらわ(来春開館)が入り、タワーマンションも間もなく完成する。商業施設のテナント情報はまだ明らかにされていないが、話題性から浦和の人気復活が期待されている。再開発に伴い、駅の東口に移転した店舗もあり、相乗効果で魅力が高まると見込まれている。
さいたま市の他の地域もランクイン 市長は「住みやすい街」とアピール
今回のランキングでは、さいたま新都心が19位に入った。さいたま市の清水勇人市長は定例記者会見で、大宮、浦和、さいたま新都心の三つの駅が20位までにランクインした自治体はさいたま市のみだったと強調し、「住みやすい街という認識が首都圏全体に広がって定着してきている」と述べた。
県内では、ほかに川越が28位、所沢が30位と、複数の地域が上位に入っている。SUUMOの笠松美香副編集長は、「大宮は中心に商業施設が集まり、周辺の大宮公園や氷川参道を含めて広く支持されている。浦和は再開発の完成で再び活性化していくのでは」とコメントしている。
この調査結果は、首都圏における住環境の変化や地域の魅力向上を反映しており、今後の都市開発や不動産市場への影響が注目される。



