ガザ平和評議会がワシントンで初会合、40カ国以上が参加し7700億円超の資金拠出を発表
ガザ平和評議会がワシントンで初会合、40カ国以上参加 (19.02.2026)

ガザ和平の新たな枠組みが始動、ワシントンで初会合開催

トランプ米大統領は2月19日、パレスチナ自治区ガザの暫定統治機関として設立された「平和評議会」の初会合をワシントンで開催しました。この会合には40以上の国と地域から代表団が参加し、ガザの復興と安定に向けた具体的な計画が議論されました。

7700億円超の資金拠出と要員派遣計画を発表

会合の中で、トランプ大統領は評議会加盟国による総額50億ドル(約7700億円)以上の資金拠出計画を正式に発表しました。さらに、数千人規模の要員派遣計画も明らかにされ、ガザのインフラ再建や治安維持、行政支援など多角的な支援が予定されています。

トランプ大統領は演説で「ガザだけでなく、中東地域全体、そして全世界の明るい未来を確かなものにするために尽力していく」と強調しました。この平和評議会は、米国主導のガザ和平計画「第2段階」の中核をなす組織として位置づけられており、今後の和平プロセスにおいて具体的な工程を示せるかどうかが大きな焦点となっています。

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国連に代わる組織を目指す構想も

興味深いのは、トランプ政権が将来的に平和評議会の活動範囲をガザ以外の地域にも拡大する意向を示している点です。一部の関係者からは、この組織が国連に代わる新たな国際機関となる可能性を指摘する声も上がっています。

しかし、会合に参加した各国の反応は一様ではありません。日本政府は大久保武ガザ再建支援担当大使を派遣しましたが、米国以外のG7諸国と足並みをそろえ、現時点での評議会への正式加盟は見送る方針です。このように、多くの国が加盟に関して慎重な姿勢を示しています。

参加国の構成に微妙なバランス

会合の参加国構成にも注目が集まっています。米メディアの報道によれば、イスラエルからはサール外相が出席する一方、パレスチナ人の代表は参加しない見込みです。このような参加国の偏りが、評議会の公平性と実効性にどのような影響を与えるかが今後の課題となりそうです。

ガザ平和評議会の初会合は、中東和平に向けた新たな試みの第一歩として歴史的な意味を持ちます。しかし、多額の資金拠出が発表された一方で、国際社会の足並みが完全にそろっているわけではなく、今後の展開には不透明な部分も残されています。評議会が真に効果的な和平推進機関となるためには、より幅広い関係者の参加と透明性の高い運営が不可欠でしょう。

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