NTTとNEC、次世代光通信技術で協業 データセンター向け
NTTとNEC、次世代光通信技術で協業 データセンター向け

NTTとNECは6日、データセンター向けの次世代光通信技術の開発で協業すると発表した。両社は、光信号を電気信号に変換せずに処理する「光電融合」技術の実用化を目指す。これにより、消費電力を従来比で約3分の1に削減し、通信速度を10倍以上に向上できる見込みだ。

協業の背景

データセンターでは、AI(人工知能)やビッグデータの処理需要の拡大に伴い、消費電力の増加が深刻な課題となっている。現在のデータセンターでは、光信号と電気信号の変換に多くの電力が消費されており、その削減が急務となっている。

技術の詳細

NTTが持つ光通信技術とNECの半導体技術を組み合わせ、光信号を直接処理する光電融合デバイスを開発する。このデバイスは、光信号のままデータを処理できるため、変換に伴う電力損失を大幅に低減できる。また、通信速度の向上により、AI処理の効率化も期待される。

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実用化のスケジュール

両社は、2027年度までに技術の実用化を目指し、その後、データセンター事業者への提供を開始する計画だ。具体的な投資額や販売目標は非公開としている。

業界への影響

この技術が実用化されれば、データセンターの電力消費問題の解決に貢献するだけでなく、日本の半導体産業の競争力強化にもつながると期待される。NTTとNECは、国際競争が激化する光通信分野で、日本の技術力を世界に示す狙いがある。

なお、両社は2024年にも光通信技術の協業を発表しており、今回の発表はその拡大版と位置づけられる。

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