日産自動車が、人工知能(AI)の活用によって新型車の開発期間を従来の約半分となる2年2カ月に短縮したことが、11日までに明らかになった。市場投入のスピードを加速させ、販売増加と経営再建を目指す。新開発体制の第1弾として、新型スカイラインを予定を早めて今冬に公開する。イバン・エスピノーサ社長(47)が共同通信のインタビューで同日までに明らかにした。
開発期間短縮の背景
日産は各国で新型車の投入遅れにより販売が苦戦しており、開発期間の短縮は経営再建の柱となっている。従来は最大で4年7カ月程度かかっていたが、2年半に縮めることを目標としていた。しかし、デザイン工程へのAI導入などにより、さらに短縮に成功した。
AI導入の効果
エスピノーサ氏は、開発期間短縮によりコスト削減が可能になるほか、顧客ニーズの変化などに「より早く対応できる」と説明。日本市場については「最も重要な市場だ。優先して取り組み、信頼を取り戻す」と意気込みを示した。
新型スカイラインの早期公開
開発期間の短縮により、新型スカイラインの早期公開が可能となった。エスピノーサ氏は同車種について「日産のスピードの象徴だ」と重要性を強調し、複数の地域へ輸出する方針も示した。



