挾間美帆、新アルバム「Frames」で新境地 グラミー賞ノミネートのジャズ作曲家が語る音楽への愛
挾間美帆、新アルバム「Frames」で新境地 グラミー賞ノミネート

挾間美帆、新アルバム「Frames」で新境地を開く グラミー賞ノミネートのジャズ作曲家が語る音楽への愛

米グラミー賞に2度ノミネートされるなど、国際的に活躍するジャズ作曲家・挾間美帆が、新アルバム「Frames」の発売を前にオンラインインタビューで作品について語った。先人への深い敬意と、音楽や仲間への愛に貫かれた全6曲からは、進化を続ける挾間の新たな創作の地平が鮮明に浮かび上がる。

デンマークラジオ・ビッグバンド60周年記念作品として書き下ろし

収録曲は、挾間が2019年から首席指揮者を務めるデンマークラジオ・ビッグバンド(DRBB)の創立60周年を記念して特別に書き下ろされた。制作にあたっては、「生涯の師」と慕うジム・マクニーリーをはじめ、DRBBの歴代首席指揮者7人の音楽的要素から深く学んだという。

ボブ・ブルックマイヤーのクールなメロディー構築法や、サド・ジョーンズの複雑で大胆な和声進行など、先人たちの遺産を丁寧に吸収。特に、昨年9月に逝去した恩師マクニーリーとの最後の別れを経て完成させた曲「LuLu」には、特別な思いが込められている。

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音楽的インスピレーションと奏者たちとの絆が結晶化

「DRBBを形作った彼らの音楽からインスピレーションを得て作曲した経験が、音楽家としての新たな扉を開いてくれました」と挾間は語る。一方で、完成した作品は「DRBBの奏者たちとの絆の結晶でもあります」と強調。メンバーを信頼し、挑戦的なソロパートを託すことで、音楽を通じて育まれた愛が豊かな音色を生み出した。

アルバム「Frames」は、単なる記念作品ではなく、過去へのオマージュと未来への展望が交差する芸術的達成と言える。各曲には、ジャズの伝統を尊重しつつ、現代的な感性を融合させた挾間独自の音楽哲学が反映されている。

11月に来日公演 感情を共有できる舞台を期待

挾間は11月、DRBBを率いて来日公演に臨む。前回の来日はコロナ禍での公演だったため、「静けさの中で大きな拍手をいただいたのは嬉しかったですが、今回は皆さんとより深く感情を共有できたらと思います」と期待を寄せる。

来日公演の詳細スケジュールは以下の通り:

  • 11月14日:大阪・東京建物Brillia HALL箕面
  • 11月15日:兵庫・アクリエひめじ
  • 11月17日:大分・iichiko総合文化センター
  • 11月18日:東京・すみだトリフォニーホール
  • 11月21日:宇都宮市文化会館
  • 11月22日:長岡市立劇場
  • 11月23日:埼玉・所沢市民文化センターミューズ

これらの公演では、新アルバム「Frames」の楽曲も披露される予定で、日本の聴衆に挾間美帆の新たな音楽世界を直接体験する機会を提供する。国際的に評価されるジャズ作曲家の成長と、彼女が率いるバンドの絆が生み出すハーモニーに、大きな注目が集まっている。

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