韓国の人気音楽グループBTSが、2026年3月21日夜にソウル中心部の光化門広場で行う復帰公演について、ソウル警察庁の朴正普長官は9日、ファンらが最大で26万人集まるとの予測を明らかにしました。安全対策として特殊部隊も投入する方針が示され、大規模イベントへの警戒が強まっています。
警察が予測する観客動員数と安全対策の詳細
朴長官によれば、BTSの復帰公演には国内外から多くのファンが集まる見込みで、最大26万人という数字は過去の類似イベントを基に算出されたものです。この規模は、ソウル市内で開催される音楽イベントとしては極めて大きく、警察は混雑や事故を防ぐため、特殊部隊を含む人員を配置する計画を立てています。
所属事務所HYBEとの連携と対策強化の要請
BTSの所属事務所であるHYBE(ハイブ)は、安全対策スタッフ約3500人を準備していると報告しています。しかし、警察はこれだけでは不十分と判断し、HYBE側に対策のさらなる強化を求めている状況です。具体的には、入場管理や緊急時の対応体制の見直しが焦点となっており、両者の緊密な連携が求められています。
BTSメンバーの兵役義務完了と公演の背景
BTSのメンバー7人は、2022年以降、軍入隊やそれに代わる勤務に従事し、昨年までに全員が兵役義務を終えました。この復帰公演は、メンバー全員が揃っての本格的な活動再開を象徴するイベントとして、国内外で大きな注目を集めています。公演は米動画配信大手のネットフリックスが中継する予定で、グローバルな視聴者への配信も計画されています。
今後の展望と社会的影響
この公演は、BTSの音楽活動の再開だけでなく、韓国の文化産業や観光への波及効果も期待されています。警察の安全対策が成功すれば、今後の大規模イベント開催のモデルケースとなる可能性もあり、関係者からの注目が高まっています。一方で、観客動員数が予測を上回る場合のリスク管理も課題として挙げられており、綿密な準備が進められています。