Netflix映画「This is I」望月春希の衝撃演技と80年代歌謡曲が織りなす感動の物語
Netflix「This is I」望月春希の衝撃演技と80年代歌謡曲

Netflix映画「This is I」が描くはるな愛の半生と望月春希の衝撃的演技

Netflixで独占配信中の映画「This is I」が、ニューハーフタレントとして知られるはるな愛の半生を情感豊かに描き、大きな反響を呼んでいる。本作の主演に大抜擢された望月春希(18歳)の演技は、きらめく瞬間と陰りを見せる瞬間の絶妙なバランスで、観客に深い感動を与えている。

80年代歌謡曲が彩る情感豊かなシーン

物語の序盤、ショーパブで働き始めた主人公アイが初めて客前のステージに立つ場面は、特に印象的だ。中森明菜の名曲「スローモーション」のイントロが流れ始め、白いドレス姿のアイが登場する。望月春希が演じるアイの初々しさと、デビュー当時の中森明菜の歌声が見事に融合し、ラメが混じったつむじ風のような輝きを生み出している。

さらに、松田聖子への憧れと自身のアイデンティティに悩むアイの独白「聖子ちゃんみたいなアイドルになりたいのに」「私はいったいなんなん…」には、当事者でなければ理解できない深い嫉妬や苦悩が込められている。芯から震えるような演技で、一切のツヤが消えたアイの姿は、観る者の胸を締め付ける。

多彩な80年代音楽と人間ドラマの核心

本作には、中森明菜や松田聖子をはじめ、山下久美子プリンセス プリンセスチェッカーズTRF杏里松浦亜弥渡辺美里など、80年代を中心とした時代を彩った数々の歌謡曲がちりばめられている。これらの楽曲は、単なるノスタルジーを超え、物語の情感を高める重要な役割を果たしている。

しかし、この映画の真の核は、「生きることに苦しんでいる人に寄り添うこと」にある。松本優作監督が起用されたことは、そのことを何よりも雄弁に物語っている。監督は、実話に基づきながらも、登場人物の内面に深く分け入り、普遍的な人間ドラマを紡ぎ出している。

実話との比較や驚きのエピソードも

映画には登場しない驚きの実話や、実話との詳細な比較については、YouTubeチャンネル「うるおうリコメンド」に解説動画が公開されている。これらの補足情報は、作品をより深く理解する上で貴重な一助となるだろう。

キャストには、主演の望月春希を筆頭に、木村多江千原せいじ中村中吉村界人MEGUMI中村獅童斎藤工など、実力派俳優が名を連ねている。企画は鈴木おさむが担当し、作品の質の高さを保証している。

Netflix映画「This is I」は、単なる伝記作品ではなく、アイデンティティ自己受容といった普遍的なテーマを、80年代歌謡曲の懐かしい旋律と共に描き出した傑作である。望月春希の衝撃的な演技と、松本優作監督の確かな手腕が光る作品は、多くの観客に深い感動と共感をもたらすに違いない。