千駒酒造が酒かす商品開発、健康と発酵文化を提案 カスクウベェで新たな旅土産
千駒酒造が酒かす商品開発、健康と発酵文化を提案

カスクウベェを手にする久保田さん(中央)は「毎日忙しい中でも、健康にいい酒かすを取り入れられる方法を提案していきたい」と語る。千駒酒造(白河市)は芳醇な風味の酒かすを使って開発したみそやドレッシングの販売を通して、発酵文化の魅力や健康的な食生活の提案に力を入れている。

発酵ツーリズムの高まりと新商品の狙い

発酵ツーリズムが注目を集める中、商品を販売する千駒ショップ店長の久保田由紀子さん(52)は「お酒が飲めない方も楽しめて、健康や美容につながる旅の新たなお土産にしてもらえたら」と話している。酒かすは日本酒造りの副産物として生まれる発酵食品であり、血行促進や免疫力の向上、腸内環境を整える働きがある。

商品開発の背景とこだわり

久保田さんらは店頭で板かすを販売する中で、来店客からお薦めの調理方法を尋ねられることが多く、「忙しい中でも簡単においしく酒かすを取り入れてほしい」と、女性スタッフや蔵人が中心となって商品開発に乗り出した。材料には市内で製造している根田醬油(しょうゆ)のみそと、ヤマボシ醬油のしょうゆを使用。酒造りの合間を縫って玉川村の加工施設で仕込んでいる。

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商品の活用方法と今後の展開

みそは肉みそやみそ鍋に、ドレッシングは野菜にかけるだけでなく、カルボナーラやハンバーグにも活用できるという。同社のウェブサイトでアレンジレシピを紹介しており、今後は動画を通じて多様な食べ方を提案したい考えだ。

「カスクウベェ」の名称と今後の展望

商品名の「kasukuubee(カスクウベェ)」は、福島弁の「酒かす食べましょう」から名付けた。久保田さんは「白河市を訪れたことをきっかけに、健康のために習慣化して酒かすを食べてもらえたらうれしい。そういったすてきな関わり方を目指したい」と笑顔を見せた。取扱店舗はウェブサイトで確認できる。問い合わせは同社(電話0248・23・3057)へ。

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