イラン情勢緊迫化で北海道農業に懸念、JA道中央会長が影響見極め対応検討へ
イラン情勢で北海道農業懸念、JA会長が影響見極め対応 (17.03.2026)

イラン情勢緊迫化で北海道農業に影、JA道中央会長が影響見極め対応検討へ

北海道の農業団体であるJA道中央会の樽井功会長は、2026年3月17日に札幌市中央区で開催された定例記者会見において、国際情勢の緊迫化に伴う道内農業への影響について言及しました。樽井会長は、イラン情勢の悪化を背景に、ホルムズ海峡の事実上の封鎖が物流や原油価格に与える影響を注視し、農業分野への波及を慎重に見極めながら対応策を検討する意向を示しました。

物流コスト上昇と資材価格への懸念

樽井会長は記者会見で、具体的な懸念点として輸送コストの上昇を挙げました。「輸送コストが上がることで、資材価格が秋から来年にかけてどうなるのか。燃料もこれから春の作業でトラクターなどを使う人がいる中でどれくらいコストが上がっていくのか、そのあたりを心配している」と述べ、農業生産に不可欠な資材や燃料の価格変動に対する不安を明らかにしました。特に、春の農作業シーズンを控え、トラクターなどの機械使用に伴う燃料費の増加が農家の経営を圧迫する可能性を指摘しています。

国際情勢の影響と早期収束への願い

イラン情勢を巡っては、中東地域の物流の要衝であるホルムズ海峡が封鎖される事態となり、これが原油価格の高騰を引き起こしています。樽井会長はこの状況について、「(石油の)国家備蓄は1年もないような状況。一日でも早い収束を願っている」と述べ、国際的な緊張の早期緩和を切望しました。北海道の農業は、輸入資材や燃料に依存する部分が大きく、国際情勢の変化が直接的にコスト増につながるリスクを抱えています。

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樽井会長は、今後の対応として、国際情勢の動向を継続的に監視し、農業への影響を詳細に分析した上で、必要に応じて支援策や対策を講じる方針を強調しました。北海道の農業関係者は、こうした外部要因による経済的負担の増大に備え、柔軟な経営戦略が求められる状況です。

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