金水晶酒造、赤べこ徳利セットで福島の伝統酒を革新
福島市の金水晶酒造は、同市唯一の酒蔵として、素材にこだわった酒造りを続けています。その中でも、柔らかいタッチで描かれた赤べこの絵が施された徳利とおちょこ、純米酒のセットが人気を集めています。このセットは、2310円で販売されており、縁起の良いデザインが祝い事にもぴったりです。
素材へのこだわりと酒造りの技術
純米酒には、福島県オリジナルの酒米である「福乃香」や「夢の香」を使用しています。さらに、仕込み水には、15年連続で水質日本一に選ばれた荒川の伏流水を採用。同社常務の杉原裕一郎さん(55)は、「荒川の水は軟水ですが、カリウムが豊富で、中口で後味にキレのある酒が仕上がります」と語り、素材の品質への自信を示しています。
徳利とおちょこの歴史とリニューアル
徳利とおちょこは、岐阜県多治見市の陶器店に製造を委託し、約60年前から販売を続けてきました。当初は徳利に酒を入れた状態で売られていましたが、酒質を保つのが難しかったため、空の徳利とおちょこ、瓶詰の純米酒をセットにして、昨年リニューアルしました。新しいパッケージは若手社員が考案し、県の形に切り抜かれたデザインで、遊び心を感じさせます。
観光蔵としての役割と海外展開
同市荒井にある酒蔵は、酒造り見学ができる観光蔵としても知られ、徳利セットは県外からの観光客が土産に購入することが多いです。さらに、同社は最近、赤べこラベルの酒をフランスへ輸出するなど、海外展開も開始。杉原さんは、「赤べこと共に、福島の酒のおいしさを多くの人に知ってもらいたい」と期待を寄せています。
販売情報:赤べこ徳利とおちょこのセットは、金水晶酒造の「四季の蔵」(福島市荒井字上鷺99)などで販売中です。営業時間は午前9時半から午後4時半まで。電話番号は024-572-3077。オンラインショップでも購入可能です。



