大河ドラマ「豊臣兄弟!」に合わせ三木市が「HIDENAGAフェス」開催 悲劇の歴史を観光資源に
三木市が「HIDENAGAフェス」開催 大河ドラマに合わせPR

大河ドラマに合わせ三木市が歴史PRイベント「HIDENAGAフェス」を開催

NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の放送開始に合わせ、兵庫県三木市は2026年4月以降、年間を通じた大規模PRイベント「HIDENAGAフェス」(仮称)を開催することを決定しました。このイベントは、戦国時代の悲劇的出来事である「三木の干し殺し」で敵方だった豊臣秀長の名を冠し、全国的な注目を集める大河ドラマの機会を最大限に活用して地域活性化を図るものです。

三木合戦の歴史的背景と現代的な活用

三木合戦は1578年から約1年10か月にわたり、三木城主・別所長治が籠城する三木城に対して、豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)が行った苛烈な兵糧攻めとして知られています。この戦いでは「三木の干し殺し」とも称される徹底した包囲作戦が展開され、秀吉の弟・豊臣秀長も参戦。さらに軍師・竹中半兵衛が調略などで重要な役割を果たしたと伝えられています。

三木市にとってこの歴史は、自らの城が落城するという悲劇的な出来事でした。しかし市当局は、2026年の大河ドラマ放送を「反転攻勢」の絶好の機会と捉え、年間を通じた多角的なPR活動に乗り出します。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

多彩なイベント内容で幅広い層にアピール

「HIDENAGAフェス」では以下のような多彩な企画が予定されています:

  • 城好きとして知られる落語家・春風亭昇太氏を招いた「三木城トークショー」の開催
  • 三木合戦に関する企画展や歴史講演会の実施
  • スタンプラリー形式で三木合戦ゆかりの9か所を巡る史跡巡り企画
  • 歴史ハイキングや関連イベントの展開
  • 大河ドラマ特設ページ「豊臣兄弟と三木」の作成と公開

さらに、SNSを活用した情報拡散にも力を入れ、若年層から高齢者まであらゆる世代へのアプローチを図ります。

史跡整備と菅田将暉さん演じる竹中半兵衛への期待

三木市には豊富な歴史遺産が残されています。三木城本丸跡(国指定史跡)には、城からの抜け道として使われたという伝説がある「かんかん井戸」(口径3.6メートル、深さ約25メートル)が現存。市では新年度、多くの来訪者を見越して転落防止対策などの整備を進め、観光客への「おもてなし」環境を整えます。

また、市内には秀吉の本陣跡として知られる「平井山ノ上付城跡」や、三木合戦中に病没した竹中半兵衛の陣所跡、墓所なども存在。大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、人心掌握に長けた半兵衛を人気俳優・菅田将暉さんが熱演。市幹部は「菅田将暉さんの人気に乗じて、三木市も売り込めるのでは」と期待を寄せています。

約450年という時を経て、戦国時代の悲劇的歴史が現代の観光資源として新たな命を吹き込まれようとしています。三木市の挑戦は、歴史と現代の融合による地域活性化の新たなモデルケースとなる可能性を秘めています。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ